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ブログ 【対人関係で悩む部下への接し方】

対人関係に悩む部下に対し、上司がすべきこと

対人関係に悩む部下が増えている背景

職場で対人関係に悩む部下が増えていると感じている上司は少なくありません。仕事そのものよりも、人との関わりがつらくなり、出社が重くなる、会話を避けるようになる、評価を過剰に気にするようになる、そうした変化は静かに、しかし確実に現れます。背景には、成果主義の強まり、コミュニケーションの即時性、失敗が可視化されやすい環境など、現代特有の働き方があります。誰かと比べられる空気の中で、部下は常に自分の立ち位置を意識しながら働いています。その緊張が続くと、人との関係は安心ではなく、消耗するものへと変わっていきます。

また、上司世代と部下世代の価値観の違いも影響しています。上司にとっては当たり前だった指導や関わりが、部下には強いプレッシャーとして受け取られることがあります。部下が弱くなったのではなく、環境が人の心に与える負荷が大きくなっているのです。対人関係に悩む部下の多くは、人が嫌いなわけでも、協調性がないわけでもありません。むしろ、人を大切にしたい、迷惑をかけたくない、きちんと関わりたいという思いが強いからこそ、苦しくなっています。

上司がやりがちな関わりと部下の心の中

部下が対人関係で悩んでいるとき、上司は何とかしようとして言葉をかけます。気にしすぎだよ、社会人なんだから割り切らないと、相手はそんなつもりないと思うよ。これらは悪意のない言葉です。しかし、部下の心には別の響き方をすることがあります。自分の感じているつらさが否定されたように感じたり、弱い自分を責められているように受け取ったりするのです。

上司は解決を急ぎがちですが、部下の心は解決よりも理解を求めています。対人関係の悩みは、事実の問題というより、感情の問題であることが多いからです。誰かの一言が頭から離れない、自分の存在が軽く扱われた気がする、場の空気を壊したくなくて言えなかった、そうした小さな出来事が積み重なり、心をすり減らしていきます。部下は自分でもうまく説明できない苦しさを抱えていることが多く、それを言葉にしようとするだけでも大きな勇気が必要です。

対人関係に悩む部下に上司ができること

上司にできる最も大切なことは、正しい答えを示すことではなく、部下の感じている世界を理解しようとする姿勢です。話を聞くときは、評価や指導の視点を一度脇に置き、そう感じたんだね、その場ではつらかったよねと、感情に寄り添う言葉を意識します。部下が安心して話せる場では、言葉が少しずつ整っていきます。

また、上司自身が完璧であろうとしすぎないことも重要です。上司が弱さや迷いを見せることで、部下は自分の悩みを話してもいいのだと感じられます。すぐに改善策を出さなくても構いません。一緒に考える時間を持つことが、部下にとっては支えになります。必要であれば、人事や外部の専門家につなぐ判断も、上司の大切な役割です。それは責任放棄ではなく、部下を守るための選択です。

Luanaが大切にしている支援の視点

Luanaでは、対人関係に悩む部下と、それを支えようとする上司の両方に寄り添うことを大切にしています。誰かが悪いという構図ではなく、関係性の中で何が起きているのかを丁寧に見ていきます。部下が自分の感情を理解し、言葉にできるようになると、関係性の捉え方が少しずつ変わっていきます。同時に、上司も自分の関わり方を振り返り、無理のない形で支援できるようになります。

対人関係の悩みは、放置するとパフォーマンスの低下や離職につながることがあります。しかし、早い段階で適切な関わりがあれば、部下は自分らしさを取り戻し、職場で安心して力を発揮できるようになります。Luanaは、職場が人を追い詰める場所ではなく、支え合える場所になることを目指しています。対人関係に悩む部下を前に、どう関わればいいのか迷ったとき、その迷いごと一緒に考える存在でありたいと考えています。

 

心理カウンセリングサロンLuanaでは、職場の心の相談室を請け負っています。
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プロフェッショナル心理カウンセラー
金崎健二

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