職場のメンタルヘルスケアが今、必要な理由
~心理カウンセラーが語る「こころの安全」づくりの現場から~
こんにちは。心理カウンセリングサロンLuanaのカウンセラー、金崎です。
働き方改革やテレワークの推進など、現代の職場は大きな変化を迎えています。それに伴い、職場でのストレスや心の不調を訴える方が年々増えているのをご存知でしょうか?
私たち心理カウンセラーが実際に受けるご相談の多くも、「仕事がしんどい」「上司との関係がうまくいかない」「心がついていかない」といった、職場に起因するメンタル不調が非常に多くなってきています。
今回は、心理カウンセラーの立場から「なぜ、今こそ職場のメンタルヘルスケアが必要なのか」を、現場の声とともにお伝えします。
「職場のストレス」はもはや特別なものではない
まず、押さえておきたいのは、ストレスを感じながら働いている人が圧倒的に多いという現実です。
厚生労働省が公表している「労働者健康状況調査」によると、労働者の実に58%以上が強いストレスを感じていると回答しています。その原因の多くは、「仕事の質・量」「対人関係」「将来への不安」など。
表面には見えない「こころの疲れ」が、静かに、でも確実に私たちの職場に広がっているのです。
メンタル不調がもたらすリスクとは?
ここで一つ、実際のカウンセリング事例を紹介します。(プライバシーに配慮し内容は一部変更しています)
【事例】
30代・女性・事務職
「会社に行こうとすると吐き気がして、涙が止まらない。でも仕事を休むなんて、許されないと思って……」
彼女は、真面目で責任感が強く、常に周囲に気を配る“頑張り屋さん”でした。しかし、ある日突然、出社できなくなりました。医師の診断は「適応障害」。
彼女のようなケースは、どの職場にも起こり得るものです。
放っておけば、本人の心身のダメージだけでなく、職場全体の生産性や雰囲気にも大きな影響を及ぼします。
企業にとっての「心の健康」は経営課題
かつて、メンタルヘルスケアは「個人の自己管理」「休んでいれば回復するもの」と捉えられてきました。しかし今や、それは企業の存続にも関わる重要なテーマです。
以下は、メンタル不調が企業にもたらす主なリスクです。
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生産性の低下(集中力の欠如・ミスの増加)
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人材の流出(優秀な社員の早期離職)
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社内の人間関係の悪化(空気が重くなりやすい)
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企業イメージの低下(離職者の口コミ・SNSの影響)
つまり、**「心のケア」=「組織の健康維持」**に直結しているのです。
メンタルヘルス対策は義務でもある
労働安全衛生法では、2015年から「ストレスチェック制度」が義務化され、従業員50人以上の企業には年1回のストレスチェック実施が求められるようになりました。
しかし、実施するだけで終わっている企業も少なくありません。本来の目的は、チェック結果を活用して早期対応・予防・職場改善につなげることです。
カウンセリングサロンLuanaでも、「ストレスチェック後のフォロー体制をどう整えるか」というご相談を多数受けています。
心理カウンセラーが職場でできること
心理カウンセラーは、医療機関とは違い、より身近な心の相談相手として企業に寄り添うことができます。
たとえばLuanaでは、以下のようなサポートを行っています。
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個別カウンセリングの提供(匿名性を保った安心の環境)
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ストレスチェック後のフォロー面談
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管理職向けメンタルヘルス研修
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ハラスメント・人間関係の相談対応
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復職支援プログラムの設計
また、TKN心理サロンの認定カウンセラーとして、確かな知識と倫理を備えたスタッフが対応しています。
女性社員に多い「頑張りすぎ」と「我慢」
特にLuanaには、20〜50代の働く女性のご相談が多く寄せられます。
「子育てと仕事の両立に疲れた」
「職場で感情を出せない」
「ずっと我慢して、何を感じているのか自分でもわからなくなった」
このような声に共通しているのは、**「人に頼れない」「休むことに罪悪感がある」**という傾向です。
私たちカウンセラーは、そうした“内に秘めた想い”を受け止め、「誰かに話していいんだ」と感じてもらう場を提供しています。
「心の安全基地」がある職場は強い
心理的安全性という言葉をご存じですか?
これは、「自分の考えや感情を安心して表現できる環境」のこと。
Google社の研究でも、心理的安全性が高いチームほど成果を出しやすいという結果が報告されています。
Luanaでは、社員が安心して話せる「心のセーフスペース」を企業の中に築くお手伝いをしています。
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週1回のカウンセラー訪問日
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オンライン相談窓口の設置
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匿名アンケートによる職場の現状把握
こうした取り組みが、結果として離職率の低下・社内の空気の改善にもつながっていくのです。
これからの企業に必要なのは「心のインフラ」
電気や水道のように、これからは「心のケア」も企業にとってのインフラになるべきだと、私たちは考えています。
社員が安心して働ける環境づくりは、企業の競争力にも直結します。
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従業員の幸福度が高まる
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新しいアイデアが生まれやすくなる
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組織に一体感が生まれる
こうしたポジティブな循環を生むためにも、心理カウンセラーの活用をぜひご検討ください。
Luanaのサポートメニュー(一部紹介)
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法人契約型カウンセリング導入サポート
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月1〜4回の定期訪問・オンライン面談プラン
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管理職向けストレス対応研修(講師派遣)
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「頑張りすぎ女子」向けメンタルセルフケア講座
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社内のエゴグラム(性格分析)導入支援
柔軟なプラン設計が可能ですので、まずはご相談ください。
最後に:職場に「話せる安心」を
心理カウンセラーの仕事は、“聴く”ことから始まります。
あなたの職場にも、もしかしたら今、
「ちょっとしんどいけど、誰にも言えない」
そんな社員がいるかもしれません。
だからこそ、「話していい」「誰かが受け止めてくれる」――
そんな環境が、今の時代には必要なのです。
Luanaは、TKN心理サロンの姉妹校として、信頼と安心を大切にしたカウンセリングを行っています。
どうぞ、お気軽にご相談ください。
あなたの会社の「こころの土台」づくりを、私たちがお手伝いします。