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コラム 【我慢という美徳】

我慢する美徳

我慢強いことが、美徳と感じている人がいます。
我慢するということ、それは自分を抑えているということです。
感情を吐き出せていないということ、だから苦しいのです。
我慢しなければいけないという、囚われが人を苦しめています。

子供のころ親に、我慢してね、お兄ちゃんでしょ!
妹思いのいいお姉ちゃんだね!
なんて、言われてきませんでしたか? 良いお姉ちゃん、お兄ちゃんにならないと、って。
これが、禁止令、呪いのメッセージになります。無意識に。
我慢しないと、いい子じゃない。認めてくれないって、無意識に入ってしまいます。
すると、私の気持ちは二の次ね。あなたが優先ね。私が我慢すればいいんだね。
そんな行動をとっていくようになります。
そして、相手の顔色を見たり、様子をうかがったり、自己犠牲、自己否定するようになります。

これを美徳というのでしょうか?
気持ちが出せない、言いたいことを言えない。
こんなつらいことを、ずっとやってきている人、多いんですよ。

こんな人は、自分に承認をだしてください。
甘えてもいいんだよ
欲しいって言ってもいいんだよ
やりたいことやってもいいんだよ
って、自分で許可を出して下さい。
そうすると、少しずつ無意識が変わってくれます。
あなたの人生は、あなたのものです。
親の価値観で生きるのは、そろそろやめていきましょうね。

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